[コラム] しまった!と思うその前に。スマホ時代の写真の残し方とは?
2016.05.04
あの時の写真、どこだっけ?
と、スマホのアルバムアプリを延々指でスライド……
結局見たかった写真が行方不明に!
こんな経験、まさに「スマホあるある」ですよね。
私が写真に目覚めた大学生のころ、写真と言ったらもちろんフィルムからの紙焼きプリント。
使い捨てカメラの「写るんです」全盛期でした。
吉田戦車さんの「伝染るんです」も流行りましたね。懐かしい……
この頃、仮面ライダーをCMに起用した某携帯販売ショップでアルバイトをしていまして、
初めて携帯電話にカメラが搭載され、写メという言葉が生まれたのもこの時。SH04、懐かしいなぁ……
約15年ほど前のお話です。
ここからデジカメ、スマホの時代へとシフトしていくのですが、その辺のことは割愛しますね。
かなりマニアックな話になりそうですので……
こちら、皆さまご存知、坂本龍馬のポートレート写真です。
この写真が撮られたのは100年以上も前。
当たり前のように目にするこのポートレート写真ですが、100年以上前の写真が残っているって、考えてみたらすごいことですよね。
モノクロの一枚の紙焼きプリント。
スマホ全盛期の今見ると、時代遅れ感が半端ないですが、すごくいい仕事をしていますよね。
現代の写真と言えば、写メや、デジカメで撮影した、いわゆるデジタルデータです。
データがあればいつでも自由にプリントしたり、SNSに公開したりできるし、いつでもスマホで見れて便利ですよね。
このデジタルデータをいかに残すか!?
これが最大の問題です。
実は、スタジオで撮影した「家族写真」や「記念写真」、これらをどうしたら簡単、確実に残せるのか、かなり頭を悩ませました。
手元のスマホでいつでも見れるのは非常に便利ですが、うっかり消えたり、どこかに行ってしまったり。
パソコンで管理していても、年々増える写真を管理するのって中々大変です。
私もこの管理が苦手でして……
デジタルデータを残す方法として、教科書的な回答は、
「パソコンだけでなく、外付けハードディスクやDVD-R、USBメモリ、クラウドや手元のスマートフォンなど、複数箇所にバックアップをとりましょう!」
になるのですが、これはかなり面倒です。
パソコンは突然起動しなくなるかもしれないし、ハードディスクも寿命があります。
DVD-Rは消えゆくメディアと言われて久しく、USBメモリも思いのほか寿命は短い。
スマホは2年に1回機種変更するし、クラウドは容量の制限と、使いこなすのに知識が必要です。
写真のデジタルデータの取り扱いの歴史はせいぜい15年ほどとまだまだ浅く、決定的な保存方法が確立されていないのが現状です。
そこで、簡単、確実に写真を100年残す方法とは!
……いえ、そんなに煽って書くほどのことではないのですが(笑)
ここまでお読みいただいた方はもうお気づきのように、データのままにせず、プリントしておくのが最も効果的な方法です。
pindot studioでは、決まったアングルではなく、カメラマンが寝転んだり脚立に上がったり、様々な視点から撮影します。
笑顔だけでなく、ふとした表情も撮影し、たくさんの写真を撮影。それらをデータでお渡ししています。
データでお渡しできることが、みなさまにも大変お喜びいただいているのですが、この写真をずっと残していただくにはどうしたらいいか。
初期のころは、バックアップをちゃんととってくださいね、とお伝えしていたのですが……
最近は、お気に入りの写真は必ずプリントしてくださいね!とお伝えしています。
データがあればいつでも自由にプリントしたり、SNSに公開したりできます。
この「いつでも」が落とし穴で、データのままになっている方も多いと思います。
もちろんバックアップは大切なのですが、まずはお気に入りの写真だけでも、プリントしてみてはいかがでしょうか。
忙しくてそれどころじゃない!という方には、スタジオで提供していますアルバムやフォトパネル、ポストカードなどをご利用いただくのも一つの手ですね。
お手元の写真データが、データのままになっている方は、ぜひお試しください!
pindot studio・ Photographer 浜田 泰介
と、スマホのアルバムアプリを延々指でスライド……
結局見たかった写真が行方不明に!
こんな経験、まさに「スマホあるある」ですよね。
私が写真に目覚めた大学生のころ、写真と言ったらもちろんフィルムからの紙焼きプリント。
使い捨てカメラの「写るんです」全盛期でした。
吉田戦車さんの「伝染るんです」も流行りましたね。懐かしい……
この頃、仮面ライダーをCMに起用した某携帯販売ショップでアルバイトをしていまして、
初めて携帯電話にカメラが搭載され、写メという言葉が生まれたのもこの時。SH04、懐かしいなぁ……
約15年ほど前のお話です。
ここからデジカメ、スマホの時代へとシフトしていくのですが、その辺のことは割愛しますね。
かなりマニアックな話になりそうですので……
こちら、皆さまご存知、坂本龍馬のポートレート写真です。
この写真が撮られたのは100年以上も前。
当たり前のように目にするこのポートレート写真ですが、100年以上前の写真が残っているって、考えてみたらすごいことですよね。
モノクロの一枚の紙焼きプリント。
スマホ全盛期の今見ると、時代遅れ感が半端ないですが、すごくいい仕事をしていますよね。
現代の写真と言えば、写メや、デジカメで撮影した、いわゆるデジタルデータです。
データがあればいつでも自由にプリントしたり、SNSに公開したりできるし、いつでもスマホで見れて便利ですよね。
このデジタルデータをいかに残すか!?
これが最大の問題です。
実は、スタジオで撮影した「家族写真」や「記念写真」、これらをどうしたら簡単、確実に残せるのか、かなり頭を悩ませました。
手元のスマホでいつでも見れるのは非常に便利ですが、うっかり消えたり、どこかに行ってしまったり。
パソコンで管理していても、年々増える写真を管理するのって中々大変です。
私もこの管理が苦手でして……
デジタルデータを残す方法として、教科書的な回答は、
「パソコンだけでなく、外付けハードディスクやDVD-R、USBメモリ、クラウドや手元のスマートフォンなど、複数箇所にバックアップをとりましょう!」
になるのですが、これはかなり面倒です。
パソコンは突然起動しなくなるかもしれないし、ハードディスクも寿命があります。
DVD-Rは消えゆくメディアと言われて久しく、USBメモリも思いのほか寿命は短い。
スマホは2年に1回機種変更するし、クラウドは容量の制限と、使いこなすのに知識が必要です。
写真のデジタルデータの取り扱いの歴史はせいぜい15年ほどとまだまだ浅く、決定的な保存方法が確立されていないのが現状です。
そこで、簡単、確実に写真を100年残す方法とは!
……いえ、そんなに煽って書くほどのことではないのですが(笑)
ここまでお読みいただいた方はもうお気づきのように、データのままにせず、プリントしておくのが最も効果的な方法です。
pindot studioでは、決まったアングルではなく、カメラマンが寝転んだり脚立に上がったり、様々な視点から撮影します。
笑顔だけでなく、ふとした表情も撮影し、たくさんの写真を撮影。それらをデータでお渡ししています。
データでお渡しできることが、みなさまにも大変お喜びいただいているのですが、この写真をずっと残していただくにはどうしたらいいか。
初期のころは、バックアップをちゃんととってくださいね、とお伝えしていたのですが……
最近は、お気に入りの写真は必ずプリントしてくださいね!とお伝えしています。
データがあればいつでも自由にプリントしたり、SNSに公開したりできます。
この「いつでも」が落とし穴で、データのままになっている方も多いと思います。
もちろんバックアップは大切なのですが、まずはお気に入りの写真だけでも、プリントしてみてはいかがでしょうか。
忙しくてそれどころじゃない!という方には、スタジオで提供していますアルバムやフォトパネル、ポストカードなどをご利用いただくのも一つの手ですね。
お手元の写真データが、データのままになっている方は、ぜひお試しください!
pindot studio・ Photographer 浜田 泰介